サイバーリスクマネジメント強化に向けた保険業界のミッションとは?
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申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。
開講日:2025年3月6日(木)18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)
講 師:
マーシュ総研株式会社
エグゼクティブアドバイザー 佐藤 徳之 氏
マーシュブローカージャパン
マーシュアドバイザリ―・コンサルティングソリューションズ
バイスプレジデント 小倉 理礼 氏
申込締切日:2月27日(木)
世界経済フォーラム(WEF)が毎年発行するグローバルリスク報告書では、政府、ビジネス、学術界のリーダーが懸念するリスクとその影響が分析されており、サイバーリスクを含むテクノロジーリスクは、社会リスク、経済リスク、地政学リスク、環境リスクと並ぶ重要なリスクとして位置づけられています。
AIやテクノロジーの進展は、社会や経済を含む多くの進化と発展をもたらす一方で、サイバー犯罪の増加やサプライチェーンの混乱を招くことが懸念されています。AIの業務利用が進むことで起こる、生成されたデータの誤用や悪用、量子コンピューティングの進展による既存の暗号解読リスク、ダークネットへの情報累積によるサイバー犯罪の増加など、新たなリスクとしての懸念も高まっています。こうしたテクノロジーの進展に伴う脅威が増加する中、企業における課題を認識し、いかにして不確実性を最小化させるかは、保険業界にとって大きなミッションであり、また、リスクファイナンスの観点からも保険会社の役割は重要です。
本講座では、グローバルリスク報告書の内容も踏まえつつ、サイバーリスクの最新動向と課題等についての認識を深め考察します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
1.サイバーリスクの現在と将来
(1) サイバーリスクの位置づけと全体像
(2) 懸念されるテクノロジーリスクとその影響(AI、先端技術リスクなど)
(3) テクノロジーリスクが生み出す経済リスク(不正な経済活動、サプライチェーン リスクの増大)
(4) これらリスクへの対処について
2.サイバーリスクマネジメント
(1) サイバーリスクマネジメントの根幹について
(2) 敵を知り己を知る事の大切さ
(3) リスクファイナンスとしてのサイバー保険
3.まとめ
4.質疑応答
マーシュ総研株式会社
エグゼクティブアドバイザー 佐藤 徳之(さとう とくゆき)氏
マーシュブローカージャパン
マーシュアドバイザリ―・コンサルティングソリューションズ
バイスプレジデント 小倉 理礼(おぐら まさあき)氏
【略 歴】
佐藤 徳之 氏
1989年マーシュジャパン入社。1993年より1999年までロサンゼルス駐在し米国西海岸日系企業責任者。2000年よりマーシュ、マーサー、オリバーワイマンのNY本社で持株会社のMarsh & McLennanに於いてグループ戦略部門のアジア地区総責任者。2004年にマーシュジャパンに復帰。現在マーシュ総研のエグゼクティブアドバイザー。2004年社会経済生産性本部情報化推進国民会議の専門委員として住基ネット推進の麻生総務大臣(当時)への答申メンバー。2018年カーネギーメロン大学CISO(Chief Information Security Officer)リーダーシップスクール終了。2019年ハーバード大学サイバーセキュリティ・オンラインスクール終了。CRMJ(Cyber Risk Management Japan)研究会の発起人、事務局長として経団連推奨公式ガイドブック「サイバーリスクマネジメントの強化書」の執筆及び監修。現在、Kroll International上席顧問及び東京大学工学部にてリスクマネジメント及び保険論の非常勤講師。
小倉 理礼 氏
2022年、マーシュ ブローカー ジャパン株式会社入社。サイバーリスクに関連するサービスの提供やコンサルティングサービスに従事。マーシュのアジアパシフィックの一員として日本のみならず、全世界におけるマーシュのサイバーリスクに関する知見を提供する。マーシュ入社以前は、国内保険会社で情報システムに関する戦略立案、予算管理、プロジェクト品質管理、生産性管理、リスク管理などのプロセス整備に携わった後、CSIRT(Cyber Security Incident Response Team)の設立に発足から参加。マネージャとして、サイバーセキュリティにおける活動全般の企画立案と運営を行った。2013年、情報処理推進機構(IPA)のワーキンググループに参加し、「ITプロジェクトのリスク防止の実践的アプローチ」を編纂。
- お申込み後の取消については、開講日の前日までにご連絡下さい。
当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
*連絡先:損保総研 教育研修部
e-mail:kyou-iku@sonposoken.or.jp /Tel.:03-3255-5512 - 受講者が僅少の場合は開講を見合わせることがあります。
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