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レジリエンス獲得ツールとしてのBCP    ~中小企業にこそ必要なアプローチ~

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申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。

開講日:2024年10月3日(木)18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)

講 師:

合同会社 Office SRC 代表社員
田代 邦幸 氏

申込締切日:9月26日(木)

¥6,600(税込)

地震や豪雨などの気象現象による災害の頻発や激甚化に加えて、新たな感染症や地政学的リスク、サイバー攻撃など、企業経営をとりまくリスク要因がますます多様化していく中で、外部からのインパクトを受けた後のレジリエンス(復元力)を備えていくことが、企業にとって喫緊の課題となっています。
レジリエンスを維持向上させる方法の一つとして「事業継続計画」(BCP)の必要性が広く認識されていますが、特に国内企業の99%以上を占める中小企業における取り組みがなかなか進んでいないのが現状です。一方、損害保険業界の役割として、こうした企業のリスクマネジメントの向上に資する防災・減災や、リスクに応じた保険商品サービスの提供は不可欠であり、積極的な支援を行っていくことがますます求められています。

本講座ではそのような状況や、20年以上にわたって事業継続やリスクマネジメントに関する業務に従事している講師自身の課題認識を踏まえ、特に中小企業での実践を念頭に置いて、企業がレジリエンスを獲得していくための様々なアプローチや、損害保険業界への期待等について解説します。
保険業界の方々をはじめとして、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

講義項目

1.事業継続・レジリエンスに関する概念の基礎
(1) 用語や考え方、方法論の基礎
(2) 災害対応における事業継続の事例
2.リスクファイナンス
(1) 事業継続におけるリスクファイナンス
(2) 海外における損害保険の活用状況
3.レジリエンスを実現するための BCP
(1) 中小企業が BCP で確実に押さえておきたいこと
(2) BCP がどのように役立つのか
4.損保業界への期待
5.質疑応答

講師紹介

合同会社 Office SRC 代表社員
田代 邦幸(たしろ くにゆき)氏

 

【経歴・職歴】

自動車メーカー、半導体製造装置メーカー勤務を経て、2005 年より複数のコンサルティングファームにて、事業継続マネジメント(BCM)や災害対策などに関するコンサルティングに従事した後、独立して 2020 年に合同会社 Office SRC を設立。各種製造業(重工業、機械、自動車部品、化学、設備・プラント、食品、医薬品、化粧品など)、大手商社、ITサービス業、金融サービス業、不動産業、旅館・ホテル業、複合商業施設など、多くの業種に対してコンサルティングを提供している。

同分野のコンサルティングに従事する傍ら、国際的に BCM の普及啓発を進める非営利団体 The Business Continuity Institute(BCI)の日本支部事務局としての活動などを通して、BCM の普及啓発にも積極的に取り組んでいる。BCM のプロフェッショナルとして BCI の最高位の資格である Fellow (FBCI)を日本人で初めて取得したほか、BCI のアジア地域での年次表彰「BCI Asia Awards」を 2013 年、2018 年、2019 年に受賞している。

 

【主な役職】
・IRCA 認定 BCMS 准審査員(Associate Auditor)
・BCI Approved Instructor
・JQA 認定 ISO/IEC27001 審査員
・一般社団法人レジリエンス協会 組織レジリエンス研究会座長
・環境経営学会会員、政府会計学会会員(東日本部会メンバー)  ほか

 

【主な著書】
・田代邦幸 著『困難な時代でも企業を存続させる!! 「事業継続マネジメント」実践ガイド』 セルバ出版(2021年)
・危機対応標準化研究会 編著 『世界に通じる危機対応 ISO22320:2011(JIS Q 22320:2013)解説』日本規格協会(2014年) (第2章執筆)
・柴健次・太田三郎・本間基照 編著 『大震災後に考えるリスク管理とディスクロージャー』同文館出版(2013年) (第14章執筆)  ほか

お申込みとご留意事項
  1. お申込み後の取消については、開講日の前日までにご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
  2. 受講者が僅少の場合は開講を見合わせることがあります。
  3. 研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
  4. 予告なく講義テーマ、講義項目等を変更させていただく場合があります。
  5. 講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
価格
¥6,600(税込)