アクチュアリー試験対策講座 2次試験対策【損保1】
Zoomミーティングを使用した双方向のゼミナール形式の講座です。
(講義後も一定期間、録画ビデオをご視聴いただけます)
開講日:全8回 5月13日、20日、27日、6月3日、10日、17日、24日、7月1日(毎週火曜日、各日17:15~19:15)
講 師:
星野 明雄 氏
申込締切日:5月8日(水)
「損保1」は、主に損害保険商品に関して、広い知識とアクチュアリーとしての識見が問われる試験です。受験者は、1次試験を全て合格した準会員ですから、数理的思考力や記憶力に富み、学習意欲も高い優秀な方ばかりです。その準会員をもってしても、合格率は1、2割(2024年度は15.4%)という難関となっています。
1次試験が数学の試験だとすれば、2次試験は国語の試験です。地頭が良い、数理に強い、というだけでは合格できません。膨大な知識を頭に入れること、また、時間内に一定のレベルの論述を行う力を養うことが必要です。教科書は一読した程度では到底歯が立たず、眼光紙背に徹するまで読み、記憶しなくてはなりません。
この講座は、8回シリーズで実践的な受験対策を行うものです。2次試験の難しさは相当なものです。しかし、1次試験通過の苦労を思えばここであきらめるわけにはゆきません。合格のカギは二点です。ひとつは、第一部の小問に必要な知識を効率よく覚える「学習方法」。もうひとつは、第二部の大問で問われる、長い場合で2000字程度の答案を論理性高く、かつ主要な論点を網羅し短時間内に書く「文章力」です。
本講座は、この二つのカギを握るための工夫をしています。
まず損保1の出題範囲を俯瞰し、全体像を認識します。人間の記憶力には限界があり、脈絡のない丸暗記では、なかなか合格レベルの知識が身につきません。そこで大量の情報を覚える工夫を凝らします。
つぎに、理路整然とした文章を書く技法を学びます。本講座で、短時間に要を得た文章を書くための、解答のストーリー作りを覚えましょう。さらに、過去の模範解答の分析から編み出された「条件法」「往復法」「強弱調節法」などの、読み手に受け入れられやすい記述のテクニックを身に着けます。
これらの手法は、過去の受講者から高いご評価をいただいています。自信をもってお勧めします。
<過去の講義後アンケートの内容をご紹介します。>
・教科書を読んでいて理解できなかった箇所が、星野先生の説明によって理解することができました。
(例えば、「スケジュール料率算定法」と「料率算定スケジュールに基づく料率」の違いなど)
・教科書の暗記に関する勉強のヒントを得ることができました。
・合格するためにこれほど徹底的に研究した講座は少ないように思います。悩める準会員のために今後もぜひ続けてください。また、星野先生のコラムは毎回楽しみにしていました。あとは自分の努力だけです。ありがとうございました。
星野 明雄(ほしの あきお)氏
早稲田大学商学部准教授
【略 歴】
1985年 東京大学理学部数学科卒。在学中n×n×nルービックキューブの一般解を発表。
1988年 日本アクチュアリー会正会員(FIAJ)。
1995年 ペンシルバニア大ウォートン校卒(MBA)。
1997年 自動車保険・人身傷害補償開発。
2015年~損害保険上級講座 講師。
ERMA Bali International Seminar on Enterprise Risk Management Panelist
【主要開発商品】
自動車保険人身傷害補償/各種積立保険(損害保険分野)
家計保障定期保険/利差配当商品各種(生命保険分野)
年金払積立傷害保険・ドル建て年金(年金分野)
医療保険/がん保険/抗ガン剤特約(医療分野) 等多数
・講師作成の講義資料(参加者に配信)
・『損保』日本アクチュアリー会 テキスト(各自手配)
・過去の試験問題(各自ダウンロード)
http://www.actuaries.jp/lib/collection/index.html
- 申込者が僅少の場合は開講を見合わせることがあります。
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