管理職のためのIFRS講座
2025年3月収録
毎月2回配信(1日と15日に配信開始:各申込締切日は2営業日前になります。)視聴期間1か月
開講日:2025/05/01
講 師:
EY新日本有限責任監査法人
金融事業部
パートナー 公認会計士
小林 弘幸 氏
申込締切日:4月28日(月)
保険契約に係るIFRS会計基準であるIFRS第17号「保険契約」が2023年1月1日以降開始事業年度より適用となっています。
IFRS第17号「保険契約」は、保険契約について、グローバルで一貫した会計処理がなされることを意図して策定されたものであり、IFRS会計基準を適用している保険会社にとっては非常に大きなインパクトを与えるものです。
また、保険会社にとっては、保険負債による負債側の会計処理と同様に、資産側の会計処理も重要です。
保険会社の資産側の大宗を占める有価証券等の金融商品に係るIFRS会計基準であるIFRS第9号「金融商品」は、保険会社にとって、IFRS第17号「保険契約」と同時期に適用することが認められていることから、保険会社の財務諸表を理解するためには、IFRS第17号「保険契約」のみならず、IFRS第9号「金融商品」の理解を深めることも重要です。
日本の主要損害保険会社も、今後のIFRS任意適用を見据えて準備を進めているため、これらの会計基準が保険会社に及ぼす影響を理解することには大きな意義があります。
本講座は、保険会社の管理職を対象に、このような保険会社を取り巻く会計環境の変化を踏まえ、改めてIFRS第9号「金融商品」及びIFRS第17号「保険契約」の基本を確認することを目的としています。また、日本の会計基準との相違や、経済価値ベースのソルベンシー規制等のわが国の保険会社が考慮すべき事項等にも触れることで、今後IFRS会計基準へのアプローチを考えるうえにおいても最適な講座と考えますので、幅広い部門の管理職の皆様、また管理職を目指している皆様の受講を強くお勧めします。
Ⅰ. IFRSとは
1. IFRSの作成主体・目的
2. IFRSへの取組みの歴史
3. IFRS適用の一般的なメリット・デメリット
Ⅱ. IFRSの概要
1. IFRS適用後の保険会社の財務諸表
2. IFRS第17号「保険契約」
3. IFRS第9号「金融商品」
Ⅲ.他の基準等との関係
1. 日本基準との比較
2. 修正国際会計基準との関係
3. ESR規制との関係
Ⅳ.本邦保険会社への影響
1. 個別論点
2. 連結決算と単体決算
3. ALMにおける考慮事項
Ⅴ.海外の決算開示を踏まえた分析
Ⅵ.導入に向けた対応
1. 導入スケジュール例
2. 各社の準備状況
2025年3月収録申込締切日:開講2営業日前
配信期間:1か月間
PC(Mac OS High Sierra 10.13以降):FireFox(最新版), Google Chrome(最新版), Safari(最新版)iPad、iPhone(iOS 14.0以降):Safari(最新版)
Android (8.0 以降):Google Chrome(最新版)
この講座は毎月2回開講しています。
- 配信開始日:毎月1日&15日、視聴期間1か月
- 申込締切日:配信開始日(1日、15日)の2営業日前
- 開講日の1営業日前に、受講に必要なIDとパスワードをメールでお知らせいたします。
- 研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、貴社のお申込み方法に従ってください。
- お申込者と受講者が異なる場合、または複数名お申込みの場合は、お申込み受付メールと別に「受講のご確認」メールが届きますので、そちらに記載されたURLにアクセスの上、受講者氏名のご入力をお願いいたします。