主要国における保険規制・監督動向について-損害保険会社のソルベンシー・業務範囲規制を中心として-
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(公財)損害保険事業総合研究所
研究部
2024年3月発刊
¥3,630(税込)
公益財団法人 損害保険事業総合研究所(理事長 堀真)は、このたび、調査報告書「主要国における保険規制・監督動向について-損害保険会社のソルベンシー・業務範囲規制を中心として-」を発刊しました。
2019年11月、保険監督者国際機構(IAIS)において「国際的に活動する保険グループ(IAIGs)を監督するための共通の枠組(ComFrame)」等が採択されたことを受け、各国において保険規制・監督の見直しが進められてきました。
またIAISが、IAIGsを対象とする国際資本基準(ICS)の策定を進める一方、EUのソルベンシーⅡやイギリスのソルベンシー規制において見直しの動きがあるほか、米国でも、国際規制を意識したグループベースの資本規制について検討されています。
わが国でも、金融庁が2020年12月に保険会社向けの総合的な監督指針を改正し、ComFrameへの対応が図られたほか、「経済価値ベースのソルベンシー規制」の2025年度導入に向けた検討が進められています。また、2021年の保険業法改正等により、保険会社本体、その子会社、保険持株会社の業務範囲が拡大されています。
本報告書では、こうした状況を踏まえて、主要国・地域における保険規制・監督の動向について、ComFrame等の導入状況、ソルベンシー規制の状況、および業務範囲規制・監督の状況を中心に調査し、報告しています。
概要
はじめに
第Ⅰ章 調査概要
第Ⅱ章 IAIS
第Ⅲ章 日本
第Ⅳ章 EU
第Ⅴ章 ドイツ
第Ⅵ章 イギリス
第Ⅶ章 米国
第Ⅷ章 その他の国々
参考資料
サイズ:A4
ページ数:298